様々なカー用品を選ぶ

車内を快適に!芳香剤を揃えよう

自動車の中のいうのは独特の臭いがするものです。それは車の室内を構成する様々な要素、さまざまなパーツ、そしてその部材が放つ臭いです。そしてその車の利用を続けていれば、それに加えて様々な要素の臭いがしみ込みます。代表的なところでは「タバコ」です。ドライバーが喫煙者だったり、同乗者が喫煙者だったりすると、車内には間違いなくタバコの臭いやヤニがしみつくことになるのです。それだけではなく、スポーツによく利用する人の場合は汗、そして土汚れの臭いなどがこもります。
車は使用中であれば換気が可能です。窓を開けたりエアコンを動作させることで外気取り入れ、常に新鮮な空気を保つことができます。そのようなときには当然ながら車内に臭いがこもるようなことはありません。問題は停車したあとになります。車は基本窓をしめて、鍵をしめて密閉した状態で駐車します。状況によってはそのあとまたすぐに運転することもあるでしょうし、人によっては2週間以上そのままにする場合もあるでしょう。車内の各部材、シートや天井に臭いがしみこんでしまうのはこの「駐車中」になります。駐車中は当然車内の換気などは行われず、体積の少ない空間がずっと密閉されます。そこに臭いの元が残っていれば、もう確定的にその臭いがこもります。
それは純粋なその臭いとはならず、車の中独特の臭いと相まった特殊なものになります。それは次回の運転時に気付くことになるのですが、運転を続けていると馴れてしまってだんだん気にならなくなります。それが「人の車の臭い」として特徴的になってしまう原因です。その車に初めて搭乗する人でなければ、それに気がつかなくなってしまうのです。そして、たいていそのような独特な車内の臭いは人を不快にさせます。
そのような事態を防ぐためには、車内に「芳香剤」を設置することが最適です。「消臭剤」や「脱臭剤」というものも考えられますが、車内には新品の状態でも独特な臭いが漂っていて、それらは決して消せるものではありません。さらに悪臭の源がシートや天井にしみ込んでしまった場合も、同様に脱臭することはできないのです。ですから、悪臭がしみ込んでしまう前に、芳香剤で車内空間をコーティングしておくのです。これらの芳香剤は様々なタイプのものが販売されていて、それぞれの好みに合ったものを選ぶことが出来ます。ほとんどがピンなどに入った液体を蒸発させるタイプのものですが、中にはその液体がジェルに変わったもの、小型化されてエアコンの送風口に設置するものなど、様々なタイプのものが揃っています。
香りの程度も様々なものが揃っていますから、自分が「快適だ」と感じるようなものを選ぶようにするといいでしょう。ここで注意したいのが、あまり香りが強いものを選んでしまうと逆にその臭いが気になってしまうということです。運転中に気になるほどの刺激が強いものは避けた方がよいでしょう。ともあれ、悪臭で車内が満たされてしまうなら、先に良い香りで車内を満たしておこうというわけです。