様々なカー用品を選ぶ
ハンドルカバーで運転感覚を一新!
もっとも簡単に車を彩ることができるカー用品は「ハンドルカバー」ではないでしょうか。樹脂やゴムなどでできたハンドルカバーを装着すると、ハンドルの口径が広がったように感じることができます。それは少しの差でしかありませんが、そのグリップ感覚は大きく違ったものになることでしょう。ハンドルの口径にも様々あり、最近の一般乗用車は少し口径が小さくなったようです。昔の車ではなかった「パワーステアリング」などの機能が充実し、より運転を気軽なものにするため、女性でも取り回しが容易にするためでもあります。ハンドル口径が小さいと、より小さな回転でタイヤを傾けることになります。スポーツタイプの自動車は特にそれが顕著で、少しの動作でアクションが大きいものになります。そして大きなハンドルは体の小さい女性に対してあまり親切ではありません。ハンドルが大きいとその分前方の視界を奪うことにもつながるため、乗用車では少しずつ小さくし、ドライビング環境を整える試みが続けられているのです。対して男性であれば、そのように小さくなってしまったハンドルに少し物足りなさを感じるかもしれません。以前の車であれば大きな口径のハンドルを大きく振りかぶって運転することが当たり前だったのに、今ではパワーステアリング、小さなハンドルとなれば、運転の醍醐味を奪われてしまったと感じる方もいるのです。そこでハンドルカバーをつけ、少しでもハンドルを大きくし、運転感覚を旧知のものにしようと工夫することができるのです。
ハンドルカバーにもさまざまなタイプのものがありますが、一番取り付けやすいのは強化ゴムのようなものでつくられたカバーです。これはカバーの円の内側にスリットがあり、その中にハンドルを押し込める形で装着します。ハンドルカバーとハンドルに隙間が出来てしまうと運転中に空回りしてしまうこともありますから、その作りはほとんどガッチリと固定されるタイトなものになっています。ですからつける際には少し力が必要かもしれませんが、一旦つけてしまえばもうずれたりするような心配はありません。つけることによってハンドルの太さは増し、伴って口径も大きくなります。元々トラックやバスなど、多きな車ではハンドルは大きいものですから、仕事などでそれらの車両を運転する方にとっては、とても重宝されているものです。それらのアイテムには様々なデザインのものがあり、車内の内装や好みに合わせて好きなデザインを選ぶことが出来ます。ハンドルの口径の差は少しでしかありませんが、その運転感覚は一新されることになるでしょう。よりダイレクトに、直感的なハンドリングを行うことができます。
また、ハンドルカバーには耐熱や熱くならない処理を施されたものも数多くありますから、そのようなものであれば夏場の「ハンドルが熱くて握れない」という事態を回避することも出来ます。デフォルト状態のハンドルでは冷めるまでハンドルが握れないということもよくありますが、熱を拡散する処理を施されたタイプのものであれば、そのようなことは起こらないので大変便利なのです。